12月18日(木)「仕掛人梅安」

仕掛人梅安」('81・東映京都)監督:降旗康男 原作:池波正太郎 脚本:田中陽造/志村正治 撮影:宮島義勇 音楽:渡辺茂樹 出演:萬屋錦之介/中村嘉葎雄/伊丹十三/小川真由美/藤田進/宮下順子/五代高之
★原作は池波正太郎の連作小説『仕掛人・藤枝梅安』。脚本は田中陽造志村正浩の共同執筆、監督は降旗康男、撮影は宮島義勇が務めた。昼の町医者、夜の仕掛人と2つの顔を持つ男・梅安の活躍を描いた時代劇ドラマ。
恒例の闇稼業仕事を終えた梅安。だが、情婦おもんの待つ料亭で事件が起きた。旗本阿部長門守長男で、不届き者の主税之助が、女中に狼藉を働いた上に殺害してしまったのだ。梅安は闇稼業と繋がる近江屋の妹・お園の治療に呼ばれる。音羽屋から主税之助抹殺の依頼を受ける梅安だが、実はその依頼は長門守からの依頼であった。そこへ主税之助と因縁のある小杉十五郎が現れる。彼は主税之助を復讐する機会を待っていた。梅安は主税之助の命を奪うことに成功するのだが…。<allcinema>

中村嘉葎雄の彦次郎はいいが、錦之助の梅安と五代高之の小杉十五郎は明らかにミスキャスト。梅安は緒形拳に限ります。しかし、伊丹十三の悪役振りは凄みがあったね。正太郎こと呑気呆亭。