5月31日(木)「鉄路の白薔薇」

鉄路の白薔薇」('26・仏)監督:アベル・ガンス 出演:セヴラン・マルス/ガブリエル・ド・グラヴォンヌ/アイヴィ・クロウス
鉄道事故で生き残った女の子を救った機関車運転手が、息子と共に育てたその娘に恋をしてしまうという、かなりうっとうしい物語であった。この長尺の悲しくもうっとうしい物語を見終えるのはまさに苦行で、早送りボタンを押そうとする衝動を押えるのが大変だった。
ワタクシは何故かこの映画をフランス・レジスタンス映画の傑作「鉄路の闘い」と混同していて、録画したまま未見であったこの作品には期待があっただけに、一層ガッカリしてヤレヤレという感じで見終えたのだった。呑気呆亭