1月9日(金)「戦うパンチョ・ビラ」

「戦うパンチョ・ビラ」('68・米)監督:バズ・キュ−リック 原作:ウイリアム・ダグラス・ランスフォ−ド 脚本:サム・ペキンパ−/ロバ−ト・タウン 撮影:ジャック・ヒルドヤ−ド 音楽:モ−リス・ジャ−ル 出演:ユル・ブリナ−/ロバ−ト・ミッチャム/チャ−ルズ・ブロンソン/マリア・グラツィア・ブッチェラ/ハ−バ−ト・ロム
★動乱続く1912年のメキシコ。アメリカ人の銃器商人リー(ロバート・ミッチャム)は、密輸の機関銃を反革命派のラミレス大尉に売り渡すためメキシコの荒野に飛行機で着陸した。取り引きをすましたリーは、カジ屋ゴンザレスの家に寄宿したが、そこの娘フィナに一目ぼれ。恋の時間も束の間町には、反革命軍が暴れこんできた。この暴動のさなか、パンチョ・ビラ(ユル・プリナー)のひきいる革命軍が逆襲をかけ、反革命派の兵士を捕虜にした。そしてリーも反革命派に武器を売ったということで投獄されてしまった。しかし、リーは飛行機を持っている。戦略的には絶対有利だ。ビラと、副官のフィエロチャールズ・ブロンソン)は、リーを釈放した。以後リーは革命軍に加わり、飛行機を利用して、味方を有利に導いていった。この3人は、女性をめぐって多少の争いこそしたが、まずは作戦は順調に進んでいった・・・。(goo映画)

◎リー(ロバート・ミッチャム)が一目惚れした娘フィナ(マリア・グラツィア・ブッチェラ)にワタクシも一目惚れ。メキシコにはこんな目をしたオンナがいるんだ。メキシコ革命の動乱とは革命と反革命の権力闘争なのだが、その闘争に男たちを駆り立てたのはギラギラ照りつけるメキシコの太陽の輝きと乾燥した空気による喉の渇きとこの女たちの眼差しだったのではなかろうか?三人の男の中ではチャ−ルズ・ブロンソン演ずる人を人とも思わぬフィエロが面白いキャラクタ−であった。呑気呆亭