9月27日(土)「ビ−トルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」

「ビ−トルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!=A HARD DAY’
S NIGHT」('63・英)監督:リチャ−ド・レスタ− 脚本:アラン・オ−エン 撮影:ギルバ−ト・テイラ− 音楽:ジョ−ジ・マ−ティン 衣装デザイン:ジュリ−・ハリス 出演:ジョン・レノン/ポ−ル・マッカ−トニ−/ジョ−ジ・ハリスン/リンゴ・スタ−/ウイルフリッド・ブランベル/アンナ・クエイル
★'60年代のミュ−ジック・シ−ンに登場し、またたくまに世界中のヤングをとりこにしたイギリス・リバプ−ル出身の4人組、ビ−トルズ―ジョン・レノン、ポ−ル・マッカ−トニ−、ジョ−ジ・ハリスン、リンゴ・スタ−は解散するまで数々のヒット曲を送り出した。その高い音楽性は多くのミュ−ジシャンたちに影響を与え、今もなお信奉者をもつ永遠のアイドルである。彼らが出演した映画作品は4本あるが、これはその第1作。当時人気の頂点にいた彼らの1日半の生活をドキュメンタリー・タッチで描く。プロデュ−サ−とシナリオ・ライタ−のふたりが彼らの公演に同行し、性格、行動などを詳しく取材して脚本にまとめ上げた。撮影はロンドンを中心に行われ、地下鉄、駅、TVショ−へと目まぐるしく走りまわる4人の姿を、スピ−ド感あふれるカメラで捉えていて新鮮。演奏される曲は、タイトル曲の他に「恋する2人」「恋におちたら」「すてきなダンス」「アンド・アイラブ・ハ−」「シ−・ラブズ・ユ−」など全部で11曲。(ぴあ・CINEMA CLUB)

◎若き日のビ−トルズを見ることが出来るという意味では貴重な映画だが、映画的には見るところのない平凡な作である。ビ−トルズの映画では新宿の京王デパ−トの裏にあった映画館で「イエロ−・サブマリン」を見たときの新鮮な驚きを思い出す。呑気呆亭